強迫性障害とは
自らの頭の中に浮かんだ、自分の意思に反する不安もしくは不快な考え(強迫観念)を、打ち消そうとして、無意味だとわかっていながらも、特定の行為を繰り返さずにはいられなくなってしまう症状を強迫性障害と言います。几帳面な方、完璧主義者の方などに多く見受けられます。
このような行為には常に不安がつきまとうことから不安障害のひとつにも数えられています。具体的な行動としては、玄関の鍵やガス栓を外出の際に閉めたかどうか不安になって何度も家に戻る(確認行為)などです。なお、強迫性障害の主な症状ですが先に挙げた確認行為のほかにも汚染恐怖と洗浄、加害恐怖、儀式行為、数字へのこだわりなどがあります。なお、このような強迫症状は、うつ病、統合失調症など、他の精神疾患でも見られるので鑑別も大切です。そのため専門的な診断や検査が必要になります。
発症の原因については全てが明らかになったわけではありませんが、最近になって脳内の神経伝達物質の一つであるセロトニンの代謝に関係があるのではないかという報告がありました。
治療法については、抗うつ薬(SSRI)による薬物療法が有効とされています。なお服用方法ですが、当院では必要な時だけ患者様の判断で服用する頓服投与になります。これと同時に認知療法などの精神療法も行います。
- 院長
- 柴田 勲
- 診療科目
- 心療内科・精神科・内科
- 住所
- 〒334-0005
埼玉県川口市里1625‐1フォルビートⅡ - アクセス
- 埼玉高速鉄道「鳩ケ谷駅」西口2番出口より徒歩2分
- 駐車場
- 提携駐車場あり
- 電話番号
- 048-452-8120
診療時間 (当院は予約制となっております)
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